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耳を塞がない快適さは欲しい。でも、音質まで妥協したくない。そんな人がオープンイヤーイヤホンを選ぶとき、かなり有力な候補になるのがShokzの「OpenFit Pro」です。
私自身OpenFit Proを使っていますが、まず印象に残ったのは、これまでの"オープンイヤー=ながら聴き向け"というイメージから一段踏み込んだ音の厚みです。低音はしっかり存在感があり、中高域も細かい音を追いやすい。さらにDolby Atmosやフォーカスモード、物理ボタン、ワイヤレス充電まで搭載されていて、Shokzが「Pro」と名付けた理由は分かりやすいモデルだと感じます。
一方で、39,880円(税込)という価格は決して安くありません。フォーカスモードも、カナル型イヤホンの強力なANCと同じ感覚で期待すると評価が変わりますし、イヤホン本体もOpenFit 2系より重くなっています。
この記事では、OpenFit Proを使って感じた音質・装着感・フォーカスモード・音漏れ・通話品質などを、良いところだけでなく気になったところまで含めて詳しくレビューします。購入するか迷っている方は、自分の使い方に合うかどうかを判断する材料にしてください。
結論|OpenFit Proは「オープンイヤーでも音質を妥協したくない人」に強くおすすめ
先に結論を言うと、OpenFit Proは、耳を塞がない快適さを残しながら、音楽をしっかり楽しめる音質まで求める人に向いたモデルです。
特に良かったのは、低音の厚み、音の解像感、Dolby Atmosの臨場感、耳掛け式ならではの安定感、そして物理ボタンの扱いやすさ。オープンイヤーイヤホンをBGM用途だけでなく、音楽や映画を楽しむメインイヤホンとして使いたい人にはかなり魅力があります。
逆に、周囲の音をほぼ消して完全に没入したい人や、できるだけ軽い装着感を最優先する人、SBC/AAC以外の高音質Bluetoothコーデックを重視する人には、別の選択肢も検討した方がいいでしょう。
・音質:オープンイヤーらしからぬ厚みのある低音。中高域も細かく、音楽を"ながら聴き"以上に楽しめる
・装着感:12.3gと数値上は軽くないが、耳掛けの安定感は高い。長時間使用では耳の形による差が出そう
・フォーカスモード:周囲の騒音を和らげる効果は感じやすいが、密閉型ANCのように静寂になる機能ではない
・Dolby Atmos:音場が広がり、映画・ライブ映像との相性が良い。ヘッドトラッキングは好みが分かれる
・操作性:物理ボタンは誤操作が少なく、運動中や手探りでも使いやすい
・価格:Shokz公式価格39,880円(税込)。高価だが、機能と音質をまとめて求める人向け
Shokz OpenFit Proの基本スペック
まずは、購入前に確認しておきたい主な仕様をまとめます。価格・重量・バッテリーなどはShokz日本公式サイトの2026年8月7日時点の情報を基準にしています。
| 項目 | OpenFit Pro |
| 公式価格 | 39,880円(税込) |
| 方式 | 耳掛け式オープンイヤー/空気伝導 |
| Bluetooth | Bluetooth 6.1 |
| 対応コーデック | SBC / AAC |
| イヤホン重量 | 12.3g ±0.2g(片側) |
| 充電ケース重量 | 74.7g ±2.0g |
| 合計重量 | 99.3g ±2.4g |
| 防塵・防水 | IP55(イヤホン本体のみ) |
| 連続再生 | 最大12時間 |
| ケース併用 | 最大50時間 |
| フォーカスモード時 | 最大6時間/ケース併用最大24時間 |
| 急速充電 | 10分充電で最大4時間再生 |
| ワイヤレス充電 | Qi対応 |
| マルチポイント | 2台同時接続 |
| 自動装着検出 | 対応 |
| Dolby Atmos | 対応 |
| ヘッドトラッキング | 対応 |
| 操作 | 物理ボタン |
なお、バッテリー時間は使用する音量・機能・周囲環境などで変わります。特にフォーカスモードを有効にすると公称再生時間が最大12時間から最大6時間へ短くなる点は、購入前に知っておきたいポイントです。
デザイン・質感|Proらしい高級感がある
OpenFit Proは、見た目から従来のOpenFitシリーズよりプレミアム感を意識した仕上がりです。アルミニウム合金を使ったユニボディデザインとシリコン素材の組み合わせで、スポーツ向けの道具感だけではなく、普段使いしやすい落ち着いた質感があります。
ケースを含めた合計重量は99.3g。コンパクトさだけを求めると軽量モデルには負けますが、その分バッテリーはケース込み最大50時間で、Qiワイヤレス充電にも対応しています。置くだけで充電できるのは毎日使うほど便利さを感じやすい部分です。

装着感|重さの数字ほど負担は感じにくく、安定感が高い

Proのイヤホンは片側12.3gです。数字だけ見るとOpenFit 2系より重くなっていますが、耳に掛けると重量が一点に集中しにくく、数値ほど"重いイヤホンを着けている"感覚は強くありません。
Ultra-Soft Silicone 2.0とニッケルチタン合金製イヤーフックの組み合わせで、耳への当たりは柔らかめ。それでいて耳掛け部分がしっかり支えてくれるので、歩いたり体を動かしたりしたときの安定感はかなり高いです。
付属のサポートアクセサリーを使えば、イヤーフックと耳の隙間を埋めるようにしてホールド感をさらに高められます。ランニングやジムなど動きの大きい場面で使う人には、この付属品が意外と重要です。
ただし、メガネやマスクと併用すると耳の上に掛かるものが増えます。メガネとの併用は比較的しやすいものの、マスクを頻繁に着脱する環境では、イヤーフックとの干渉が気になることがあります。また、OpenFit 2の軽さを知っている人なら、長時間ではOpenFit Proの方が"着けている感"を意識する可能性があります。
装着感だけで選ぶならOpenFit 2系にも強みがありますが、OpenFit Proは軽さ一辺倒ではなく、安定感と音質のための設計とのバランスを取った印象です。
音質レビュー|OpenFit Pro最大の魅力はここ

OpenFit Proで一番評価したいのは音質です。オープンイヤー型は耳を塞がない構造上、どうしても低音の量感や没入感でカナル型に不利になりやすいのですが、OpenFit Proはその弱点をかなり詰めてきています。
Shokz SuperBoostは11×20mmの大型ドライバーと同期型デュアルダイアフラム構造を採用。公式には最大40kHzの周波数帯域に対応し、OpenBass 2.0によって低音を強化しています。スペック以上に、実際に聴いたときの"音の厚み"がOpenFit Proらしさだと感じます。
低音|オープンイヤーとしてかなり力強い
低音はOpenFit Proの分かりやすい長所です。キックやベースの存在感が薄くならず、ロックやポップスではリズムをしっかり感じられます。オープンイヤーでありがちな、低音だけ遠くに逃げてしまうような軽さがかなり抑えられています。
もちろん、耳道を密閉するカナル型とまったく同じではありません。EDMの深いサブベースや、身体に響くような圧力感まで求めると密閉型の方が有利です。それでも"オープンイヤーだから低音は諦める"という妥協はかなり少なくなりました。
中音|ボーカルが埋もれにくく、情報量が多い
中域はボーカルや楽器の輪郭が分かりやすく、低音が増えても声が埋もれにくいバランスです。歌ものはもちろん、会話が中心の動画やポッドキャストでも聞き取りやすいです。
音の解像感が上がったことで、単に迫力を増しただけではなく、楽器の重なりや余韻まで追いやすくなっています。OpenFit Proは"パワフルなだけ"ではなく、落ち着いて聴ける余裕があるのが良いところです。
高音|伸びがありクリア。曲によっては強く感じることも
高音はしっかり上まで伸び、弦楽器やシンバルの細かなニュアンスも感じやすいです。クラシックや劇伴のように楽器の表情を楽しみたい曲でも、オープンイヤーとして物足りなさはかなり少なく感じます。
一方で、音量を上げたときや高域が強い楽曲では、少し刺激的に感じる場合があります。ここは好みが出る部分なので、気になる場合はShokzアプリのEQで「高音強め」を避けたり、カスタムEQで調整したりするのがおすすめです。
EQ|5つのプリセット+2つのカスタム
Shokzアプリでは「スタンダード」「ボーカル」「低音強め」「高音強め」「プライベート」の5種類のプリセットEQを選べます。さらにカスタムEQを2つ保存できるので、音楽用と動画用のように使い分けることもできます。
OpenFit Proは素の状態でもバランスが良いですが、低音をもっと楽しみたい人は「低音強め」、音漏れを意識する場面では「プライベート」を使うなど、用途に合わせて変えられるのは便利です。
Dolby Atmos|映画やライブ映像との相性がかなり良い

Dolby Atmosを有効にすると、左右だけではなく前後や奥行き方向まで音場が広がったように感じられます。オープンイヤーはもともと耳周りが開放されているので、OpenFit Proの広がりのある音とDolby Atmosの相性は良好です。
特に映画・アニメ・ライブ映像では、通常モードより音に包まれる感覚が出やすく、スピーカーで聴いているような開放感が増します。音楽でも臨場感を重視するならオンのまま使いたくなる機能です。
ヘッドトラッキングを有効にすると、頭を動かしても音源の位置が空間に固定されているように聞こえます。映画では方向感が分かりやすく面白い一方、頭を動かしたときの左右の音量差を不自然に感じる人もいるはずです。Dolby Atmos自体は使いやすいですが、ヘッドトラッキングは好みに合わせてオン・オフするのが良いと思います。
フォーカスモード|"ANC"ではなく、オープンイヤーのまま騒音を和らげる機能

OpenFit Proで最も特徴的な新機能がフォーカスモードです。Shokzとして初めて、オープンイヤー構造のまま周囲のノイズを低減する仕組みを搭載しました。
実際の感覚としては、カナル型の強力なアクティブノイズキャンセリングのように周囲が一気に静かになるわけではありません。耳が開いている以上、人の声や環境音は残ります。
それでも、エアコンや走行音など一定の環境ノイズが少し遠のき、音楽や動画の内容を追いやすくなる効果は感じられます。"外の音を聞けるメリットを残したまま、邪魔な騒音を少し減らす"と考えると分かりやすいです。
Shokz公式も、ノイズ低減効果は耳の形状・装着状態・周囲の騒音環境などによって変わると案内しています。ANCの代用品としてではなく、オープンイヤーの使いやすさを一段上げる補助機能として見るのが適切です。
注意点はバッテリー。フォーカスモード無効時は最大12時間ですが、有効時は最大6時間、ケース込みでも最大24時間になります。常時オンで使う人は充電頻度がかなり変わります。
音漏れ|ゼロではないがDirectPitch 3.0とプライベートEQで抑えやすい

オープンイヤーイヤホンで気になるのが音漏れです。OpenFit Proも構造上、音量を上げれば周囲に音は漏れます。図書館や静かなオフィスなどでは、音量設定には気を配った方がいいです。
一方、DirectPitch 3.0は耳へ向かう音を効率よく届け、周囲へ広がる音を抑える設計です。さらにEQの「プライベート」は高音・低音の出方を調整して音漏れを抑えやすくします。
"オープンイヤーなのに絶対に漏れない"という製品ではありませんが、普段の適正音量なら過度に神経質になる必要はない、というのが私の印象です。静かな場所ではプライベートEQと低めの音量を組み合わせるのが安心です。
通話品質|仕事用としても使いやすい

OpenFit Proは片側3マイクのトリプルマイクアレイとAI音声認識を使った通話ノイズ低減を搭載しています。Shokzのラボ条件では最大99.4%の環境ノイズ低減をうたっており、25km/h相当の風ノイズへの対策もされています。
実際の通話でも声は比較的クリアで、周囲が多少騒がしい場所でも相手へ声を届けやすい印象です。耳を塞がないので、自分の声がこもって聞こえにくいのもオンライン会議では楽です。
ただし、公式の99.4%という数値は管理されたテスト条件での結果で、どんな環境でも同じ性能になるという意味ではありません。駅のホームや強風下など、極端に騒がしい場所では環境による差が出ます。
物理ボタン|タッチ操作より誤操作が少なく使いやすい

個人的に日常で効いてくるのが物理ボタンです。タッチセンサーは軽く触れただけで反応したり、汗や雨で操作しづらかったりすることがありますが、OpenFit Proは押した感触がはっきりしています。
再生・一時停止、曲送り、音声アシスタント、ノイズコントロールなどはShokzアプリから割り当てを変更できます。音量もボタン操作で調整できるので、スマホを取り出す回数を減らせます。
自由度が無制限というわけではありませんが、ランニング中や家事中など画面を見ずに操作したい場面では、物理ボタンの安心感は大きいです。
バッテリー|通常使用は強い。フォーカスモード常用だけ注意

通常時はイヤホン単体で最大12時間、ケース込み最大50時間。1日数時間の利用なら、ケースを含めてかなり余裕があります。
急速充電も10分で最大4時間再生できるので、出かける直前にバッテリーが少ないことに気付いても対応しやすいです。Qiワイヤレス充電にも対応しているため、普段から充電パッドを使っている人ならケーブルを挿す手間も減ります。
弱点はやはりフォーカスモード使用時で、単体最大6時間、ケース込み最大24時間まで短くなります。通勤や短時間の作業では十分ですが、終日フォーカスモードを使う場合は途中充電を意識した方がいいでしょう。
Shokzアプリ|OpenFit Proはアプリを使ってこそ完成する
OpenFit Proはそのままでも使えますが、Shokzアプリを入れた方が圧倒的に便利です。
- フォーカスモードの切り替え・ノイズ抑制レベル調整
- Dolby Atmos/ヘッドトラッキングの設定
- 5種類のプリセットEQと2つのカスタムEQ
- 物理ボタン操作のカスタマイズ
- 2台同時接続のマルチポイント設定
- イヤホンを探す機能
- ファームウェアアップデート
特にEQとフォーカスモードは使い方によって評価が変わる部分なので、購入したら一度アプリの設定を一通り試して、自分に合う組み合わせを作るのがおすすめです。
実際に使って感じたOpenFit Proのメリット
- オープンイヤーでも低音をしっかり楽しめる 最大のメリットはやはり音質です。周囲の音が聞こえる開放感を維持しながら、低音の厚みまで楽しめるので、"快適さか音質か"の二択になりにくいです。
- 音楽だけでなく映画・動画にも強い Dolby Atmosによる広い音場は、映画やライブ映像との相性が良く、オープンイヤーの開放感を長所に変えています。
- 安定した耳掛けでスポーツにも使いやすい ニッケルチタン合金製イヤーフックと付属サポートアクセサリーで、運動時にも安定させやすいです。IP55なので汗や突然の雨にも対応しやすい点も安心材料です。
- 物理ボタンが使いやすい 誤操作が少なく、手袋・汗・運動中などでも操作の成否が分かりやすいのは実用的です。
- バッテリーと充電方法が優秀 最大12時間/ケース込み50時間、10分急速充電、Qiワイヤレス充電という組み合わせは、日常で充電ストレスを減らしてくれます。
OpenFit Proのデメリット・購入前に知っておきたい点
- 39,880円はやはり高い OpenFit ProはShokz公式価格39,880円(税込)。OpenFit 2+シリーズの公式価格27,880円(税込)より上で、オープンイヤーイヤホンとしてもプレミアム価格です。音質、Dolby Atmos、フォーカスモード、通話、ワイヤレス充電などを全部使う人ほど価格差を納得しやすく、単純に"耳を塞がずBGMを流せればいい"という用途ならOpenFit 2系の方がコストを抑えられます。
- フォーカスモードは強力なANCとは別物 騒音を和らげる効果はありますが、電車や飛行機で周囲の音を大きく消したいなら密閉型ANCイヤホンの方が向いています。OpenFit Proの価値は、開放感を残しながらノイズを抑えるところにあります。
- フォーカスモード使用時はバッテリーが半分 通常最大12時間に対して最大6時間。便利な機能だからこそ、常用する人ほどこの差は無視できません。
- 対応コーデックはSBC/AAC LDACやaptX系には対応していません。Bluetoothコーデックのスペックを重視するAndroidユーザーは購入前に確認しておきたいポイントです。
- 軽さだけならOpenFit 2系に分がある OpenFit Proは片側12.3g。耳に掛けると数値ほど重く感じにくいものの、一日中の軽快さだけを最優先するなら、より軽いOpenFit 2系を好む人もいると思います。
OpenFit Proがおすすめな人
- 耳を塞がないイヤホンでも音質を妥協したくない人
- 低音がしっかりしたオープンイヤーイヤホンを探している人
- 映画・アニメ・ライブ映像をDolby Atmosで楽しみたい人
- ランニングやジムでも安定して使いたい人
- 仕事の通話やオンライン会議でも使いたい人
- 物理ボタンやワイヤレス充電など使い勝手も重視する人
- 価格よりも"全部入り"の完成度を優先する人
逆にOpenFit Proをおすすめしにくい人
- 強力なノイズキャンセリングで周囲をほぼ遮断したい人
- とにかく軽いイヤホンを最優先する人
- オープンイヤーはBGM用途だけで十分な人
- LDACやaptXなど特定の高音質コーデックが必須の人
- 4万円近い価格をイヤホンにかけたくない人
Air・2+・Proで迷っている方へ
OpenFit Proは音質や機能が充実している一方、価格は約4万円。
「そこまで必要?」「Airや2+でも十分?」と迷っている方は、3モデルを実際に使って比較した記事も参考にしてみてください。
音質・装着感・操作性・バッテリーなどを比較して、どんな人にどのモデルが向いているかまとめています。
OpenFit Proについてよくある質問
Q. OpenFit Proにノイズキャンセリングはありますか?
一般的なカナル型ANCとは仕組み・体感が異なりますが、周囲のノイズを低減する「フォーカスモード」を搭載しています。耳を開放したまま騒音を和らげる機能で、完全な遮音を目的としたものではありません。
Q. フォーカスモードを使うとバッテリーはどのくらい持ちますか?
Shokz公式値では最大6時間、充電ケース併用で最大24時間です。フォーカスモード無効時は最大12時間、ケース込み最大50時間です。実際の時間は音量や使用環境などで変わります。
Q. OpenFit Proは雨や汗に強いですか?
イヤホン本体はIP55の防塵・防水性能です。汗や水しぶきには対応しますが、充電ケースは防水ではありません。また、水泳や入浴中の使用を想定した製品ではありません。
Q. ワイヤレス充電に対応していますか?
はい。充電ケースはQiワイヤレス充電に対応しています。USB-Cケーブルでの充電も可能です。
Q. 2台の機器へ同時接続できますか?
はい。Shokzアプリを利用して2台同時接続のマルチポイントを設定できます。スマホとPCを併用する人には便利です。
Q. 対応コーデックは?
公式仕様ではSBCとAACです。LDACやaptXには対応していません。
Q. メガネをかけたまま使えますか?
耳掛け式なのでメガネと干渉する可能性はありますが、比較的併用しやすい設計です。ただし耳の形やメガネのテンプルの太さによって装着感は変わります。可能なら購入前に試着するのがおすすめです。
まとめ|高い。でも、OpenFit Proにしかない"全部入り感"がある
OpenFit Proは39,880円(税込)と、気軽に買える価格ではありません。だからこそ、単にShokzの新しいイヤホンだからという理由だけで選ぶ必要はないと思います。
ただ、実際に使ってみると、オープンイヤーの快適さを残しながら、低音の厚みや細かな音の表現、Dolby Atmosによる臨場感まで楽しめる点は大きな魅力です。さらに、フォーカスモード、物理ボタン、最大50時間のバッテリー、Qi充電、マルチポイント、自動装着検出、IP55、通話ノイズ低減まで揃っています。
特に"耳を塞ぎたくない。でも音楽はちゃんと楽しみたい"という人には、OpenFit Proはかなり相性が良いです。逆に、強力なANCや軽さ、価格の安さを優先するならOpenFit 2系やカナル型も含めて比較した方が満足しやすいでしょう。
私がOpenFit Proを評価しているのは、オープンイヤーの弱点を全部消したからではありません。耳を塞がないという特徴を残したまま、これまで妥協しやすかった音質や没入感をかなり高いところまで引き上げてきたからです。
価格を許容できて、オープンイヤーをメインイヤホンとして使いたいなら、候補の上位に入れていい1台だと思います。
